変装 その2


やたらストーカーちっくな男に好かれる友人A。
ある日、男からA宛に送られてきた封筒の中には、「警告」とでかでか書かれたルーズリーフの切れ端が……(何故、切れ端… 汗)。

ヤバイんじゃない?……とマジに不安になる私達。
諦めさせるには一体どうすれば良いのか……。

私「彼氏いるから!ってはっきり断れば?」
A「いや、いない…って前に言っちゃったのよ…」
私「出来たことにしたら? 誰か頼んで、一緒に帰ってもらいなよ!」

その瞬間、Aは私の肩を叩き、「うん。まかせた!」と微笑んだ。

A「よろしくっ…! 後ろ姿ならわからへんって!」
私「ふぇっ!?」

あぁ… Aの瞳から「もちろん助けてくれるよね」光線が出ている。
ああぁ… わし刺されるかも‥‥‥。

しかし、Aの地道な敬遠作戦が功を奏したのか(ストーカー野郎が新しい獲物を見つけたとの噂もアリ)、この計画は綺麗に流れた……。


本気で私にやらせるつもりだったのか、Aよ……?



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