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▼ アラクネ

 神をも恐れぬ自信過剰!


 アラクネは機織りがとっても上手な人間の女の子。
 ついには「私はアテナ神よりも上手に織れるわ!」なんて言い出す始末。
 これにはアテナ神もカチンときた。なんせ機織りの技を人間に教えたのは彼女。アテナは知の神らしく忠告を与えるが、アラクネは前言撤回どころか、女神に勝つ気満々である。
 結局、2人の機織り対決にもつれこむのだが、神に勝てるかっちゅうの!
 負けを悟ったアラクネは自ら首をくくり、アテナは死した彼女を小さな黒い生き物に変えた。
 こうして"蜘蛛"は今でも糸を紡いでいるそうな‥ めでたしめでたし‥ え?
 (蜘蛛をアラクニドというのもここからだって〜)


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▼ お便りで、別の展開の話を紹介していただきました(Hさん、有り難うございますー!)。

 そちらでは‥ 実は、アラクネの方がアテナ神よりも機織りが上手(おお!?)。
 負けを悟ったアテナ神が「人間の方が上手だなんて!」と逆切れし、その怒りにびびったアラクネが首をくくった‥という、更にぶっ飛んだ展開(ひ〜 ^^;)。
 アテナ神は「こんなことで怒ってごめんなさい」と反省し、アラクネを哀れに思ったので、蜘蛛としてずっと機織りをしてもらうことにしたんだそうな‥(いや、救いになってないって‥!)。


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